HOME > 診療のご案内 > セルフライゲーションブラケット装置
セルフライゲーションブラケット装置
セルフライゲーションブラケット装置とは
歯に取り付けたブラケットにワイヤーを通すという面で、見た目は通常のマルチブラケット装置とあまり変わらないのですが、ワイヤーの固定の部分が違って、留め方や歯を動かすための圧力のかかり具合にこれまでの矯正装置との違いがあります。
ゴム、もしくは細い固定用のワイヤーなどで固定していたこれまでの装置と違い、セルフライゲーションシステムの場合はブラケット装置自体に特殊なシャッターがついており、これにより自ら固定します。
このため、摩擦力が少なく、弱い力で歯を動かせるようになり、歯の移動時におこる歯根膜や歯槽骨の破壊と再生のサイクルが、無理のないサイクルで行われ、従来のマルチブラケット装置より歯の移動が速くなる場合があります。また、弱い力で歯を動かすことで、人によっては痛みが軽減される場合もあります。
セルフライゲーションブラケット装置の特徴
- 従来のマルチブラケット装置より目立ちにくい(金属とプラスチックのブラケット)。
- 摩擦力が少なく弱い力で動かすことで、人によっては痛みが軽減される場合がある。
- 治療の初期段階の歯の移動の際に効果が期待される。
- 従来のマルチブラケット装置よりも清掃性が良い。
■治療内容/矯正装置を利用して歯を少しずつ動かしていき、歯並びや口元を整えます。 ■治療期間/約2〜3年・通院回数24〜36回(月に一度)、保定約2年・通院回数8回程度(3ヶ月に一度) ■治療費概算(自費)/約75〜85万円 ■リスク副作用 ・初めて矯正装置を装着した時や調整後は、疼痛や圧迫感、ストレスを感じることがあります。 ・歯を動かす際に歯根吸収や歯肉退縮が起こる場合があります。 ・治療中は歯磨きがしにくい部分ができるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。 ・保定装置を適切に使用しない場合、後戻りすることがあります。 ※ 矯正歯科治療は公的健康保険の対象外の自由(自費)診療となります。 |